あなたは、口周りにニキビができる本当の原因を知っていますか? 口周りにニキビができる本当の原因は、
『未熟で硬くなった角質が毛穴を栓し、毛穴内部に皮脂が溜る』
たった、これだけです。そして、ニキビは次のような流れででき、悪化していきます。
- 未熟で硬くなった角質が毛穴に栓をする
- 毛穴に皮脂が詰まる(白ニキビ・黒ニキビ)
- アクネ菌が増殖しニキビを悪化させる(赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビ)
よって、口周りのニキビを抜本的に治すには、皮脂が詰まらない肌にすることなのです。
皮脂が詰まらない肌とは?
皮脂が詰まらない肌とはどういった肌なのか? それは、
肌表面の角質層が常に水分を保持し柔軟な肌
のことを言います。水分が保持された柔軟な肌は、皮脂の分泌が活発になっても毛穴に詰まらせることなく外部に排出してくれます。本来の人間の正常な肌は、このような肌なのですが何らかの原因で水分が蒸発し乾いた硬い肌となってしまうのです。
ネット上の情報に騙されるな!
ネット上には口周りにニキビができる原因として、色々な情報が出回っています。例えば次のような情報を目にしたことはありませんか?
ニキビができる原因
- 過剰な皮脂の分泌
- 生理前のホルモンバランスの崩れ
- 思春期のホルモンバランスの崩れ
- ストレス
- 紫外線
- 睡眠不足
- 便秘
- 乾燥肌
- 食生活
- アクネ菌
- 体質(遺伝)
- …等々
確かに間違いではありません。ただ、これらの原因は、根本原因である『未熟で硬くなった角質による毛穴の栓』の状況を作り出す要素にでしか過ぎません。
皮脂が過剰分泌すると確かにニキビができやすくなります。しかし、健康で柔らかい角質であれば皮脂が大量に分泌されたとしても毛穴内部に詰まってしまうことはまずありません。逆に皮脂の分泌が少量であっても未熟な角質により毛穴が塞がれてしまうと、毛穴内部に皮脂が溜りニキビとなります。
また、アクネ菌の増殖をニキビの原因と書かれている場合もありますが、アクネ菌は皮膚を炎症させ赤ニキビや黄ニキビになる原因ではありますが、白ニキビや黒ニキビの段階ではアクネ菌はまだ増殖しておらず炎症には至っていません。白ニキビや黒ニキビの人がアクネ菌という情報だけを元に、アクネ菌を退治しようと努力してもニキビは一向に改善されません。
このようにネット上の情報を鵜呑みにするのではなく、正しい知識を身に付けることも口周りにできたニキビを早く治すために必要な一歩です。
口周りにできたニキビの根本原因を改善する
口周りにニキビができる原因は、『未熟で硬くなった角質が毛穴を栓し、毛穴内部に皮脂が溜る』でしたよね。そして、抜本的に治すには、皮脂が詰まらない肌にするということでした。
そのためには、なぜ、角質が未熟なのか? そして、未熟な角質が増加し毛穴に栓をするのか? という点を知る必要があります。
それと並行して、皮脂が過剰分泌する原因を抑え皮脂の分泌量を抑制することができれば、より一層ニキビができにくい肌へと変身することができます。
▶ 未熟な角質が増加し毛穴を栓する原因
▶ 皮脂が過剰分泌する原因と抑制方法?