口周りのニキビがなかなか治らない原因とは?
口周りに限らずですがニキビで悩んでいる方の多くは、長年ニキビが治らず辛い思いをされている方が大半だと思います。ではなぜニキビがなかなか治らないのか? 原因はいくつも考えられます。
- 思春期の時期なのでどうしてもニキビができやすい状況下にある
- 紫外線に長時間当たる、不規則な生活が続いているといったニキビができる原因が解消できていない
- 誤った治し方をしている
- などなど・・・
上記のような原因はなんとなく自分でも気が付きやすいのですが、自分で気が付き難く知らない内にニキビがなかなか治らない原因を自分自身で作ってしまっているということがあります。しかも、それが意外に多くの人に当てはまるのです。
その原因とは?
ニキビのケア用品を頻繁に変える
どうでしょうか?心当たりはありませんか?
口周りのニキビが酷いと目立つし、どうしても早く治したいという気持ちが先立ちます。その結果、数日間ケア用品を使用して効果がなければ別の新たなものを購入しそれを使用するといった行動を行ってしまいます。ニキビがなかなか治らない人の典型的な行動パターンです。
では、なぜケア用品を頻繁に変えてはいけないのか?
ケア用品を頻繁に変えてはいけない理由
誤解するといけないので、先に書いておきますが明らかに自分に合っていない、使用すると口周りニキビが悪化するという場合はすぐに止めて下さいね。
ニキビを早く治したい気持ちは十分に理解できますが、残念ながらどんな優れたケア用品、正しい治し方を使用しても長年苦しめられたニキビが数日で治るようなことはまずありません。当然、程度の軽い場合は数日で治ることもありますが、通常は4~6ヶ月はかかる覚悟が必要です。
なぜ、そんなに数ヶ月も期間が必要なのか?
それは、肌のターンオーバーの作用に関係します。ターンオーバーという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、古く傷んだ細胞を新しく作り出された細胞に入れ替える働きのことをいいます。この傷んだ細胞から新しい細胞に入れ替える働きを1サイクル行われるのに28日間かかると言われています。
これは、ニキビで傷んだ細胞が新しいものに入れ替わるのが最低でも28日間かかるということを意味します。
しかし、肌の細胞は常にニキビにより傷められて続けているので28日間で完全に綺麗になることもまずありません。イメージとしては、ターンオーバーの働きにより新しい細胞が1万個作られたとしてもニキビや外部刺激で8千個の細胞が新たに傷つき、実質2千個の細胞しか綺麗になっていないというようなイメージです。このため最初の数ヶ月は目に見える効果もほとんどありません。しかし、このターンオーバーが繰り返されることで徐々に傷んだ細胞は減っていっており、いずれなくなりますよね。
ただし、これは正しいケア用品で正しい治し方を行った場合です。
多くの人は目に見えないところで徐々に綺麗な細胞に置き換わっていることに気が付かず、今、行っている治し方や使っているケア用品が悪いと勘違いし、色々とっかえひっかえ行ってしまいます。そして、そのとっかえひっかえを行っている間に誤った治し方や、自分に合っていないケア用品を使ってしまうのです。
その結果、先ほどの例えで言うと、ターンオーバーの働きにより新しい1万個の細胞が作られたとしても、誤った治し方を行ったがために1万2千個の細胞を傷めてしまい、トータルで2千個の細胞が悪化するという状況に陥ってしまいます。このようにターンオーバーの働きが追い付かなくなるとことで、口周りニキビがいつまでも治らない原因となるのです。
ニキビのケア用品を頻繁に変えるリスクを分かって頂けたでしょうか?
もし、今利用しているケア用品を使うことで口周りにできているニキビが明らかに悪化しているというようなことがなければ、頻繁に色々なものを試すようなことはせずに、根気よく現状をキープしてみてください。
下記のページに記載しているケア用品は実績も高いものなので、何を使おうか迷われている方は、下記ページのケア用品で根気強く継続してみて下さい。きっとニキビは良くなってくれます。