口周りにできたニキビは目立つし、好きな人と話していても視線がとても気になってしまいますよね?
口周りにできたニキビを確実に早く治すには、“ニキビができてしまった原因を特定し、その原因に応じた治し方をする” ということと、“現状のニキビの悪化状況に応じた治し方をする” という2点がとても大切になります。
ニキビの治し方は色々ありますが、この2点を抑えずに治そうとしてもいつまでたっても治りません。そればかりではなく、更にニキビを悪化させ口周りにはニキビだらけという最悪な状態になりかねません。
“ニキビができてしまった原因を特定し、その原因に応じた治し方をする”という点に関しては、次のページに詳しく記載しているのでそちらを参考にし、まずはニキビができた原因の特定から行って下さい。
▶ ニキビの治し方を間違えると大変なことになる!? の詳細を見る
口周りにできたニキビの悪化状況に応じた治し方
ニキビの悪化状況は次の5段階に別れます。自分の口周りにできてしまったニキビが現在どの段階にあるのかを確認して下さい。
LEVEL1:白ニキビ
LEVEL2:黒ニキビ
LEVEL3:赤ニキビ
LEVEL4:黄ニキビ
LEVEL5:紫ニキビ
白ニキビの治し方
毛穴には角栓ができ内部に皮脂が溜りつつある状態で、アクネ菌はまだ増殖しておらず皮脂の酸化による炎症もまだ起きていない段階です。ニキビとしてはまだまだ初期段階で治しやすいニキビです。大きさは目視ができるレベルで白くポツっとしたものが肌表面にできます。コメドと呼ばれることもあります。この段階では自分自身のケアで治すことができますが、誤った治し方をすると、炎症を起こしさらに悪化させてしまう原因となるので注意が必要です。
黒ニキビの治し方
毛穴内部に溜った皮脂が表皮まであふれ出てき、空気中の酸素と酸化し黒く変色してしまった状態です。この黒ニキビを指で押し出したことがある人も多いのではないでしょうか? 黒ニキビを押し出すと表皮に顔を出していた部分は黒く変色し、毛穴内部に留まっていた部分は透明もしくは白っぽい状態で出てきます。これが皮脂と角質の固まり角栓なのです。更に悪化していくと、この角栓により毛穴内部には皮脂が充満し、アクネ菌が増殖し皮脂の酸化が始まり次の段階の赤ニキビへとなっていきます。黒ニキビの段階であればまだ何とか自分のケアでも治せる範囲なので、正しい治し方でしっかりとケアをするようにして下さい。
赤ニキビの治し方
皮脂の酸化により毛穴内部に炎症が起きている段階です。自分自身のケアで治せるのもこの赤ニキビまでだと思ってください。ただし、赤ニキビは治し方を誤って悪化させてしまうとニキビ跡として残ってしまうリスクも出てくるため、程度がひどいようであれば皮膚科などの専門医に診てもらうことをおすすめします。
黄ニキビの治し方
赤ニキビの炎症が更に悪化し、膿ができている状況です。口周りに膿を持ったニキビができてしまうと目立ち、気持ち悪がられると思い指で膿を押し出す人もいますが、『ニキビ跡』として一生残る可能性もあるため絶対に膿を押し出すようなことはしないようにして下さい。好きな人と会うからどうしても膿を何とかしたいという場合は、一時的にマスクなどで隠すなどの対応をしてください。しかし、マスクをするさいも清潔なマスクを使い、摩擦で黄ニキビが潰れないように注意をしてください。
紫ニキビの治し方
黄ニキビが悪化した状態で、何度も繰り返し黄ニキビができることで皮膚の奥の方まで炎症が進み、膿や血液なども溜ってしまっています。皮膚表面の状態は、赤黒い塊が盛り上がっており、指で触れるとしこりのような状態になっています。ここまで悪化してしまうと治すのにも時間がかかり、皮膚科などの専門医に診てもらう必要があります。口周りに紫ニキビができると非常に目立ってしまいますが、紫ニキビはニキビ跡として残ってしまう可能性が高いので慌てず時間をかけて丁寧に治す気持ちが必要です。